法華寺について

庭園の花暦

法華寺には、国史跡名勝庭園と華楽園(からくえん)の二つの庭があり、四季折々の花々が楽しめます。

国史跡名勝庭園

境内の西にある「国史跡名勝庭園」は江戸時代初期に作庭された回遊式庭園です。広さは約500坪で、京都仙洞御所(せんとうごしょ)の庭園から石や庭木などが移されたと伝えます。5月には杜若が咲き誇り見頃を迎えます。

華楽園

境内の東にある「華楽園」には散策の小径が設けられ、梅、桔梗、スズラン、チューリップなど、和洋取り混ぜた四季折々の花々を楽しむことができます。仏前にお供えするお花は毎朝華楽園から摘まれています。

法華寺蓮について

法華寺華楽園に咲く蓮は、法華寺蓮と呼ばれ、純白の花びらがうっすらと紅色に縁どられているのが特徴です。その可憐な美しさは、ご本尊・十一面観音が表すといわれる、光明皇后が蓮池を渡られた姿を彷彿とさせます。