9月29日(月) 十一面観音立像 奈良国立博物館 修理完成記念 特別公開の記者発表
9月29日(月)は
十一面観音立像 奈良国立博物館 修理完成記念 特別公開の記者発表でした。
今回の修理で
もとは鎌倉時代に一日造立仏※として造立され、(※疫病よけや雨ごいを祈願して等身大の像を一日で造る。鎌倉後期から室町時代にかけて興福寺内外で流行。現存する一日造立仏として五例目)、江戸時代(延宝4年 1676年)に頭部が新造・納入品が奉籠されたこと、光背、台座が翌年修理されたこと、頭部、体部に納入品があること、頭上面の少なくとも3面は失われた当初の頭部に附属していたものであること、などが明らかになりました。
傷んでいた箇所も修理され、
うつくしいお姿をご覧いただけることは大変うれしいことです。
たくさんの、たくさんの皆さまのおかげです。
ありがとうございます。
これからも大切にお守りしてまいります。
記者発表を経て、テレビや新聞にも取り上げていただきました。
ありがとうございます。
記事やニュースをご覧になった方から「ご本尊の十一面観音様と同じでしょうか?」というお問い合わせが何件かございました。
改めてお伝えします。
ご本尊の十一面観音菩薩立像とは別の十一面観音様です。
もとは法華寺の南西に位置する鎮守社・宇奈多理坐高御魂神社の本地仏として造られ、明治初年の神仏分離を経て法華寺に迎えられました。
通常は本堂の東側、文殊菩薩像の右側に安置しております。
奈良国立博物館 仏像館の展示から戻られたあと、
十一面観音像はもと通り本堂に安置、納入品は慈光殿にて公開の予定です。

